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ニュージーランド/オーストラリア間の自由渡航再開!

Masa - AKL

昨日4月19日、遂にニュージーランドとオーストラリア間の制限なしの自由渡航が再開されました。

昨年3月の国境閉鎖以来、基本的にニュージーランドに入国できるのはニュージーランド人もしくは永住者に限定されており、さらに入国者は全員が指定施設での2週間の強制隔離生活を送る必要がありましたが、両国は市中感染の封じ込みに成功しており、今回満を持しての制限解除となりました。搭乗前の2週間をニュージーランド(又はオーストラリア)で過ごしている人はPCR検査も不要で両国間を隔離などの制限なく移動できます。2国間でのこのようなトラベルバブルの実現は台湾・パラオ間に続く世界で2番目のケースとのこと。

ということで記念すべき再開初日のオークランド空港(国際線ターミナル)の様子を見てきました。

数か月前と異なり空港前にはバスや車、タクシーが並んでいます。

出発ロビーではカンタス便のチェックインが行われていました。

コロナ前は出国書類の記入は不要でしたが、今は健康状態、連絡先などを申請する書類が必要となります。

ニュージーランド航空のチェックインエリアはフライトがない時間帯だったので静かな雰囲気。

出発便案内はドバイ便以外は全てオーストラリア行。

出発ゲートエリアにも少し活気が戻ってきました。この日国際線ターミナルでは免税店、飲食店など11の店が営業再開したとのこと。

到着ゲートに向かいます。

到着便案内はオーストラリア便一色。

記念すべき復活初日ということで到着エリアは取材のメディアや生演奏など歓迎ムードで盛り上がっています。

乗客が現れ、あちこちで1年ぶりの再会が行われています。

感動の再会シーンを撮るためか、赤ちゃん連れの家族はあっという間にメディアに囲まれています。

この日はニュージーランド航空、カンタス航空、ジェットスターの3社がオークランド、クライストチャーチ、ウェリントン、クィーンズタウンの各空港で合計50便程度のオーストラリア便を運航、5000人を超える人々がニュージーランド、オーストラリア間を往来しました。残念ながら日本からのお客様をお出迎えする我々の仕事には直接の好影響はないものの、一歩進んで二歩下がるような先の見えない世界的なコロナ禍から日常への復活に向けての明るい大きな一日となりました。

到着ロビーの上で見守るJean Battenも今日はいつもより微笑みが大きいようです。

到着ロビー周辺の様子を動画で。

 

ニュージーランドは、昨年3~4月にかけてNZ全土の厳しいロックダウンで初期封じ込みを行い、それ以降は国境の制限および入国者の2週間の隔離を徹底することにより、WITHコロナではなくコロナのない社会を実現しました。

まれに隔離施設を出た後の海外からの帰国者、機内乗務員や隔離施設、空港で勤務するスタッフが発症するケースが見られるものの、その都度状況に応じて限定的に警戒レベルを上げて対応することにより、市中感染を封じ込み、コロナ前とほぼ変わらない日常生活を過ごせています。

大きな違いは国境が制限されていることと公共交通機関でのマスク着用が義務付けられた、くらいでしょうか。空港ではマスク着用が推奨されていますが義務ではなく、この写真、動画の通り、マスクをしている人は少数派で、街中ではマスクを着用している人はほぼ見かけません。

今回はニュージーランド、オーストラリアの2国間の自由渡航再開となりましたが、少しでも早く世界的なパンデミックが収まり、日本を含む世界からの旅行者をニュージーランドに迎えることができる日が来ることを祈っています。

また、もしニュージーランド-オーストラリア間でのご旅行を検討中の方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社までお問い合わせ下さい、皆様からのご連絡お待ちしております!

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