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ニュージーランドの抗原検査

Masa - AKL

オミクロン株の市中感染に伴いニュージーランドでも感染者が増え続けており、今日は初めて1日の感染者が3000人を超えました。

先月まではコロナを身近に感じなかったのが、今月に入ってちらほら周りで濃厚接触だとか隔離だとかの話を聞き始めたなぁ~と思ったら

一緒にランチを食べた人が陽性になったと連絡があり、あっという間に私も濃厚接触者となってしまいました。。

 

今回の私のケースでは、濃厚接触者と判明した時点で即座に自己隔離に入り、陽性者と接触した日から5日後にテスト、そのテストが陰性かつ疑わしい症状がなければ接触日から8日目に隔離が解除できるというルールになっています。

最近の検査の需要急増に伴い、NZでも従来のPCR検査の他、すぐに結果がわかる抗原検査が導入されており、今回は5日目のテストのために、その検査キットをもらってきて自身でテストを行いました。

いずれの検査も無料ですが、感染拡大で検査場は連日数時間の待ち時間ができており、検査機関のキャパオーバーや検査キットの在庫数が心配されるため、政府は症状がある人、濃厚接触者以外のテストを控えるように呼び掛けています。

 

抗原検査キット

NZ内では数種類の異なったタイプの抗原検査キットが利用されているようです。

 

説明書を見ながらテストを進めます。

まず長い綿棒のようなものを鼻腔の奥まで入れてグリグリと15秒程度回して粘膜?鼻水?を綿棒に採取します。同じことをもう片方の鼻腔でも。

自分でやるので、奥まで入れ過ぎてホゲッ!となるのも嫌だけど

きちんと採取できずに検査が失敗するのも嫌、という葛藤との闘いです。

 

その後、綿棒を液体が入った小さな容器に入れて、そのプラ容器を指で挟んで綿棒に押さえつけながら、グリグリと10回ほど回して採取した粘膜をゴシゴシと容器内の液体に絞り出します。

その容器に注入口の付いたキャップをはめて

中の液体を検査キットの丸い穴に4滴垂らします。

そうすると、みるみるうちに隣の検査ゲージの方に反応が現れます。

 

垂らしてから15分~30分後に表示されているのが検査結果とのことですが

今回の私の場合は、垂らしてから2~3分でこうなって、その後は何の変化もありませんでした。

上のCの位置に線が出てるのは検査が成功したという印。

なおかつ下のTの位置に線が出ればコロナウイルス陽性。

ということで結果は無事陰性でした。

 

それにしても今回思ったのは「病は気から」って本当にその通りなんですね。

濃厚接触者になったとの知らせを受けてからというもの、すぐに疲れを感じたり、熱っぽく感じたり、鼻水が気になったり、挙句の果てに老眼が一気に進んだ気がしたり(絶対関係ない)

これはもしかしてヤバいんちゃうか~と思ってたのが、陰性と分かった瞬間にスッキリして、老眼以外は全く気にならなくなりました。(くそっ~老眼は濃厚接触の後遺症か)

検査結果がわかるのにもっと時間がかかってたら、偽症状?から本当に体調を崩していたかもしれません。。

 

ニュージーランドではオミクロン株が感染拡大中で、ピークアウトするのが3月中旬前後と見込まれています。

ただ政府はワクチン接種率が高く、重症者数が少なく抑えられていることもあり

感染者が増えても社会活動を継続するために各種規制を徐々に緩和していく方針を明確にしており

7月頃には日本からの旅行者の受け入れも再開する予定となっています。

 

*上記記事内の情報は全て2月23日記載時点のもので、各種ルール、規制は状況に応じて随時変更されていきます

 

 

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