クィーンズタウン/ダニーデン/オタゴ / 体験
体験

ダニーデンに来た!~生き物新伝説~

Masa - AKL

動物奇想天外

 

やってきました、ダニーデン。

地ビール、チョコレート、タイエリ鉄道などお楽しみがいっぱいの街ですが、何といっても一番のウリは動物(主観)!

今回は一般には開放されていないオタゴ半島の自然保護区を訪問できる野性動物観察ツアーに参加してきました。

ダニーデンの街を出発、20~30分も走ればそこはもう野生の王国。

車窓越しに広がる干潟、海辺にいる様々な野鳥を観察しながらオタゴ半島の先を目指します。

車中からのバードウォッチングが終わると、まもなく目的地、オタゴ半島の先端付近の自然保護区に到着。

あたりにはNZらしいのどかな風景が広がります。

車を下りて海岸線の岩場まで歩くと、、目の前にアシカ!

肉眼だとすぐそこなのに写真ではウォーリーを探せ状態。。

ズームすると

かわいい。。おっさんでもそう思う。。

動画で撮影。さてアシカは全部で何頭いるでしょう?

ちなみに空にはロイヤルアルバトロスが飛んでいます。

肉眼では遠くに見えたのに、動画では確認できず。。

世界最大の海鳥で翼を広げると両翼3mを超えるほどの大きさなのに。

それにしても英語ではロイヤルアルバトロスなんて高貴な名前なのに

日本語ではシロアホウドリって、、、人事ながら気の毒。。。

 

ひとしきりアシカ、ロイヤルアルバトロスを観察した後は隣接するビーチに向かいます。

動物観察に最適な夕刻にツアーの時間が設定されていて夕日がきれい!

ガイドから野生動物、自然保護の取り組みについて案内を受けてからビーチへ進むと

 

!!!

あちこちに怪しげな物体が。。

我々の気配を感じたのか、物体が動き始めます。。オットセイです。

体が大きくアシカを襲って殺すこともあるというオットセイ。

アシカと違い、かわいさはまるで感じません。

一見似ていますが、アシカとオットセイはチワワとドーベルマンくらい醸し出す雰囲気が違います。。

このビーチには無数のオットセイがいますが、なんとその全てがオス

これはおっさんオットセイと美少年オットセイのカップルの物語

(ガイドの案内と私の想像によるフィクション)

美少年 あっ~眠い~

おっさん おっ起きたか、ほなちょっとどうや?

美少年 (このおっさん最近束縛激しいし、そろそろ潮時かな、、、)

今日はちょっと友達と約束あるから悪いけど無理。あっ遅れそう、出掛けてくる~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

おっさん お前、友達って誰かと思ったら、元彼やないかい!

美少年 なに後つけたの!? 最低!もう別れる!!

おっさん なんやと~お前自分がやっとることを棚に上げて何逆ギレしとんねん!

正義感の強い第三者 おいおい、君たち何もめてるんだい?ケンカは良くないよ。

おっさん われ関係ないやろう、ひっこんどれ!

正義感の強い第三者 ひぃ~

美少年 (おっ、この隙に)

おっさん なぁ待てって、まだ元彼とつながっとんたんか?まさかずっと二股やったんか!?

お前、もしそうやったら只では済まんど!

正義感の強い第三者 <ちょっと警察呼んだほうがええんちゃうか>

おっさん だからわれ関係ないやろがー!しばくぞ!

正義感の強い第三者  ひぃ~

おっさん なぁちょっと落ち着いて話しせえへんか、今回のことは許すから・・・

———————————————————————————————————-

いやぁ~オットセイ界でも人間界と同じような日々が繰り広げられてるんですねぇ~

 

オットセイ カップル物語 観劇中

その後、ガイドが人を襲うこともあるからあまり近づかないようにと言いながらビーチへ

近いオットセイは3mほどの距離におり、そんな注意はされずとも、誰もあなたより前にはでませんよ。

起きて海に漁に出て行くオットセイ。

風の谷のナウシカの巨神兵のようです。。

 

オットセイに気を取られている間に、海からこっそりあがってくる人影?が・・

サーファー? ではなくペンギンです。

オットセイと違い、日中は海に出て漁をして夕方に帰ってきます。

ビーチにいるオットセイに吼えられ海に引き返す。

と見せかけ、オットセイが見ていない隙にUターンしていそいそ(全速力?)と巣を目指すペンギン。

オットセイが騙されたと気付いたときには既に手遅れ、ペンギンが逃げ切ります。

無事に草地までたどり着きましたが、目指す巣はオットセイから襲われないようにこの山の上。。

人間でも大変そうな急斜面をピョンピョンと1時間以上かけて登っていくそうです。

登りはまだしも、朝の下りは無事に下りられるのでしょうか?

ペンギンの通勤は命がけです。。

帰宅途中のペンギン

このツアーでは写真のイエローアイペンギンの他に、世界一小さなペンギン、ブルーペンギンも見るチャンスもあります。

さてダニーデン オタゴ半島で見られる奇想天外な動物たちはいかがでしたか?

動物好きの皆様はぜひご自身の目でお楽しみください!

ダニーデン オタゴ半島エンカウンターツアー

https://experiencenewzealand.jp/activity/animals/

 

AKL – Masa

ニュースレター登録

ニュージーランド、オーストラリアの最新旅情報をGET!
最低月1回不定期に配信中~!お得な情報もあるので、ぜひご登録を!

INSTAGRAM