世界遺産 トンガリロ国立公園を歩こう。
国立公園内で最も簡単なハイキングコース、ファカパパ ネイチャーウォークへ向けて、ファカパパビレッジにあるシャトートンガリロホテル(写真左)から出発。

道路左側の緩~い上り坂の歩道を歩いて2分程度でビジターセンター(トイレ有)に到着

散策路のスタート地点はもう少し歩いた先の右側。横断歩道がないので車に注意しながら道路を渡ります。そして歩くこと2分程度でホリデーパークの前まで来ました。

目指すスタート地点はすぐそこなのですが、ここから先はきちんとした歩道がないので、道路と森の間のこの狭いスペースを歩きます。

歩道がなくなって歩くこと1~2分。案内板が見えてきました。

案内板。一番上のWhakapapa Nature Walkが目当てのコース。 ↑と書いてありますが、スタートは案内板の右側の脇からです(紛らわしい!)。 そのまま道路沿いを真っ直ぐ進んでも入り口はありませんので注意が必要です!

スタート地点の案内。日焼けで文字が薄くなっていて、読めません。いや、読めなくはないけど、途中で頭が痛くなり諦めました。早く新しい案内になれば良いのですが、、このコースはループトラックなので最後にまたこのスタート地点に戻ってきます。

コースはこんな感じです。赤丸がスタート地点で緑線がコースで数字は分岐点。

歩き始めて1分、分岐点①。右に向かえばリバーサイドループ距離140m、約5分。時間がないけど良い景色は見たい、アップダウンは気にならないという方は右側のループコースに向かえばいいでしょう。

同じ看板の反対側。右に曲がらずそのまま真っ直ぐ進めば往復300m、約5分。こちらは車椅子マークがある通り、段差、高低差ともになく舗装もされた非常に歩きやすい散策路です。

とりあえず真っ直ぐコースを進みます。道中の案内

真っ直ぐコースの分岐点②。どっちに行っても大差なし、すぐにまた合流します。

道中の案内

分岐点③の案内、右側に行くと分岐点①で右に曲がるコースを反対から歩くことになります。

案内の反対側。真っ直ぐコースの所要時間がなぜか分岐点①の案内と同じ5分。。NZのおおらかさが表れています。(本当は3~4分くらいの表示が妥当)

ここでも曲がらずに真っ直ぐコースの突き当たりまで来ました。

天気もイマイチで特に景色が良いようにも感じませんが、最後まで行ったという達成感はあります。真っ直ぐコースではこの付近まで行かないと小川は見れません。

コース脇にはところどころ外来種害獣駆除のためのワナが仕掛けてあります。オコジョ、フェレット、イタチ(小さい種類)等の捕獲が目的で、タマゴや同じく害獣として駆逐されたウサギやポッサムの肉などがエサとして利用されます。

管理人に分かりやすいようにワナの周辺には目印が付けられています。

道中の案内。南島の国立公園でよく見られるブナがここでも見られます、

引き返して分岐点④。アップダウンや階段、未舗装のトラックが気にならない人は左手のリバーサイドコース(分岐点①で右に曲がった場合のリバーループコースにつながる)に進みましょう。真っ直ぐ帰るより時間はかかりますが、小川沿いの良い景色を見ながら5分くらいでスタート地点まで戻れます。

左側に進むと、小川に向かって下っていきます。

足場の舗装はありません

小川に到着

天気が良くないのが残念ですが、良い雰囲気です。

さらに小川に沿ったトラックを進んでいくと、南島のミルフォードトラックなどでも見られるような苔に覆われた木々による幻想的な風景が続きます。
真っ直ぐコースに合流(分岐点①)前は登りです。

全部で30~40段くらいの段差、階段といったところでしょうか。

登りきると分岐点①で真っ直ぐコースと合流。

ここからは来た道を引き返します。コースのスタート地点まで1分かからないくらい、シャトーホテルまで7~8分くらいです。
道中の植物案内。主に真っ直ぐコース上にあります。
ハイキングの後は名門シャトートンガリロホテルで贅沢ランチで締めくくり。ホテルからの所要時間は最短コースを急げば20分、40分もあれば今回歩いた全周コースをのんびりと歩けます。普段はあまり歩かない方でもせっかく世界遺産の国立公園に来たのでちょっと歩いてみようかという場合に最適なショートウォークです。
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